データで観るBリーグ

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今季の序盤20ゲームと中盤20ゲームを比較してみる

いよいよ本日よりB1のゲームが再開します。レギュラーシーズンは残り20ゲームですね。ポストシーズンに向けてどのようなドラマが待っているでしょうか。

代表ブレイクのおかげで各チームとも色々な修正に取り組む時間はあったのではないかと思います。代表選手のいないチームはより濃度の高い練習をすることができたのではと思いますので、終盤戦の番狂わせのようなものも期待したいところです。

丁度レギュラーシーズンの最後の1/3が始まることになりますので、この記事ではシーズン最初の1/3と真ん中の1/3のデータを比較してみましょう。いくつか指標をピックアップしました。

eFG%

おなじみのeFG%(スリーポイントの成功は1.5本と換算して求めたFG%)を見てみましょう。

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琉球ゴールデンキングスが値を落としています。琉球は最初の20ゲームは15勝5敗と好調だったものの、次の20ゲームは10勝10敗となっており苦戦を強いられています。対戦相手もろもろの影響はもちろんあると思うのですが、一番の要因としてはやはり選手の怪我だと思われます。

下の図は選手のプレー時間をヒートマップで表現したものですが、20ゲーム目あたりでブラウンが離脱し、その後にスコットが離脱しているのが分かると思います。このふたりの離脱が相当なダメージであることは想像に難くありません。

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ブラウンも復帰しましたし、熊本ヴォルターズからモリソンを獲得したようなので、またここから調子を上げてくることに期待したいですね。

スリーポイント試投数

スリーポイント試投数(成功数ではなく)について見てみましょう。話が逸れるかもしれませんが、基本的に成功数よりも試投数のような「結果ではなく意思が表れる値」の方が好きです。

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大阪エヴェッサが目に見えてスリーポイントをよく打つようになっています。後半だけを見れば名古屋や新潟と並んでトップクラスにスリーポイントを打つチームとなったようです。

大阪の場合は特に起用される選手に大きな変更があったという印象ではないので、これは戦術レベルで何かオフェンスに変更があったと推測しています。

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逆に栃木ブレックスはスリーポイントの試投数が減少しているようですね。今季は遠藤をはじめとしてスリーポイントが好調なイメージはありますが、こちらもオフェンスのシステムに何かしらの修正が入ったのかもしれません。

オフェンスリバウンド取得率

オフェンスリバウンド取得率は「結果」的な側面も「意思」的な側面も併せ持つ値だと思っているのですが、いずれにせよ好きです(笑)

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以前にも取り上げていますが、シーホース三河のオフェンスリバウンド取得率が劇的に上がっています。かなりの変化ですね。シーズン中盤でミークスが加入し、かつバッツがゲームに戻ってきた影響が大きそうです。逆に前半はかなり暴れていた印象のあるサザランドのプレータイムは減少していますね。

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こちらでも栃木ブレックスの値が減少しています。同チームはとにかくリバウンドに優れているチームなので、ここには何かしらの意図を感じます。

ちなみに京都にも改善が見られていますね。同チームは今季はディフェンスリバウンドも含めてかなりリバウンドで苦労しているようなので、これは単純に良いニュースではないかと思います。

得点

最後に単純に得点を見てみましょう。

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伸ばしているチームはいくつかあるのですが、個人的には三遠ネオフェニックスの向上に注目しました。ここにはやはり、中盤に三遠ネオフェニックスに戻ってきたチルドレスの影響が大きいと思います。

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現時点で試合平均20点を稼いでいるチルドレスですが、ボールを持たせておくと個人でオフェンスをクリエイトできるタイプの選手なので、本人の得点力のみに限らない好影響を三遠ネオフェニックスのオフェンスにもたらしていると思います。

まとめ

レギュラーシーズン最後の1/3に備えて、最初の1/3と真ん中の1/3のデータを見てみました。当たり前のことではありますが、やはり選手の出入りによる影響が大きいのかなという印象です。その意味ではもう選手を加入させることは出来ませんので、最後の1/3は戦術での修正のみで戦い抜いていく必要があると言えそうです。